マンションの出窓から雨漏りした時の対処法・修理方法 マンションの部分補修はロープアクセスがおすすめ

   

コラム

出窓から雨漏りしたら、被害の拡大を防ぐために応急処置をする必要があります。そして応急処置をしたら早急に業者に依頼することが大切です。そこで今回の記事では、出窓から雨漏りした際の応急処置のやり方や雨漏り放置のリスク、おすすめの修理方法について詳しくご紹介します。

 

マンションで出窓から雨漏りしているときにできる応急処置

防水テープで塞ぐ

雨漏りしている箇所を特定できているのであれば、防水テープで塞ぐことで雨漏りを一時的に対処することができます。貼る際のポイントは防水テープを貼る前に水分をきちんとふき取るという点です。また、貼り付ける際には空気が入ってしまわないように注意しましょう。空気が入って密着できていないと効果が減ってしまいます。

 

吸水シートを設置

雨漏りしている箇所を特定できない場合に使えるのが吸水シートです。1枚で7L吸水してくれるものもあるので、水が染み出ている箇所に吸水シートを被せておくと雑巾よりも長く水を吸い取ってくれます。また、水が落ちてくるところに設置したバケツの中に入れておくのもおすすめです。

 

マンションの雨漏り修理はプロにお任せください

上記の応急処置である程度は雨漏りの被害を食い止めることもできますが、応急処置で雨漏りを完全に直すことはできません。雨漏りの放置の危険性は後ほどご説明しますが、応急処置で終わらせてしまうと再発してしまったり悪化してしまったりすることもあります。そのため修理はプロに依頼することが大切です。また、その際にはロープアクセスで行うと安価で素早く補修することができます。

マンションの出窓が雨漏りする原因

コーキング材の劣化

出窓と建物の隙間はコーキングで埋めてあるのですが、このコーキング材は年数が経つと劣化してしまいます。雨風や紫外線を日々直接受ける場所でもあるので、どうしても劣化してしまうのです。コーキングの部分に劣化でヒビや隙間ができると、そこから雨漏りが発生することがあります。

 

壁の腐食

出窓は壁から飛び出しているので外気の影響を受けやすく、部屋の中でも特に結露しやすい箇所です。結露で濡れた壁を放置していると、腐食の原因になることがあります。壁が腐食してしまった結果、そこから雨漏りしてしまうのです。壁の腐食を防ぐには、結露を定期的にふき取ることが大切です。

 

外壁のひび割れ

出窓から雨漏りしていると思っていても、実は外壁が原因で雨漏りしていることも考えられます。外壁は毎日紫外線を直接浴びたり、雨風にさらされたりしているので劣化しやすいです。その結果できた細かいヒビから雨水が入り込み、出窓から雨漏りしているように見えることもあります。実は出窓から離れた外壁のヒビが原因となることもあります。

 

施工時の不備

建築時の施工不備が雨漏りの原因となってしまうこともあります。基本的に建築時に出窓からの雨漏りを防ぐための防水処理が行われるはずなのですが、この処理がきちんと出来ていないと雨漏りを引き起こしてしまうのです。建築後すぐ雨漏りしてしまうことも、一定期間経った後に施工不備で雨漏りしてしまうこともあります。

 

換気口などからの侵入

出窓の上部に換気口がある場合、この換気口から雨漏りしている可能性も考えられます。暴風雨や台風の際に様々な角度から雨が吹き付けることで雨水が侵入してしまうことがあるためです。基本的にはある程度の防水処理が行われているのですが、コーキングやベントキャップ、フードが劣化していたり、外壁にヒビが入っていたり、ダクトに勾配不良があったりすると雨漏りしてしまいます。

 

雨漏りを放置するリスク

雨漏りを放置するリスク①:建物の腐食

雨漏りによって侵入した水分は建物の腐食をもたらします。特に外壁のヒビが原因で雨水が侵入していた場合は壁の内部での腐食が起こりやすいです。建物の腐食は耐震性にも関わりますので、早めに対処することが大切です。天井が抜けたり、地震で大きく倒壊してしまったりと、修理したら起こらなかったであろう二次被害を引き起こさないように気を付けましょう。

 

雨漏りを放置するリスク②:シロアリ被害

雨漏りの放置で怖いのがシロアリの発生です。シロアリは湿った木材が大好物で、しかも雨漏りしている建物内部のような湿気が多く温かい場所を好みます。シロアリが大量発生し建物内の柱などを食べてしまうと、建物の耐震性が弱くなったり倒壊してしまったりする危険性が高まります。

 

雨漏りを放置するリスク③:カビの繁殖

雨漏りによって濡れた壁や壁の内部ではカビが発生しやすくなります。特に壁内部で発生したカビは通常発見することができません。そのまま気付かずに過ごしていると、カビによってアレルギー症状を引き起こしてしまう可能性があります。雨漏りの放置は建物への影響が大きいことはもちろん、人の健康にも被害を及ぼすので注意が必要です。

 

雨漏りを放置するリスク④:見た目の悪化

雨漏りの放置は、天井や壁に染みができたりクロスが剥がれてしまったりする原因の1つです。カビが生えることもあります。天井や壁が汚いと、どうしても部屋全体の美観を壊してしまいます。天井や壁のクロスを交換するとなると、それなりに費用もかかりますので雨漏りを放置しないことがコストを抑えるためにも大切です。

 

マンションの部分補修にロープアクセスがおすすめな理由

足場は費用がかさむ

ロープアクセスとは、作業員がロープで吊るされながら作業を行う方法です。ロープアクセスでは足場を組む必要がありません。足場を組むと人件費や足場のレンタル費、トラックやクレーンの準備などに多くの費用がかかりますが、ロープアクセスならその必要がないのです。そのため、足場を組む場合より安い価格で施工を行うことができます。

 

短い工期で作業が完了

先ほどもお話ししましたが、ロープアクセスでは足場を組む必要がありません。そのため足場を組むのにかかる工期を短縮することができます。本来足場を組む場合は最低でも1日、長いと4〜5日かかってしまうのですが、ロープアクセスではその必要が無いので実際の作業だけにかかる工期で短く終わらせることができます。

 

防犯上のリスクも低い

ロープアクセスは防犯面からみても安心でおすすめです。というのも足場があると夜間などに安易にベランダなどから侵入しやすくなり、とても不安ですよね。窓を施錠したりカーテンを閉めたりして防犯に気を使わなければいけないので大変です。その点、ロープアクセスなら作業員以外が使うことはできませんので安心です。

 

マンションの出窓の修繕ならユニースにお任せください

今回の記事では、出窓からの雨漏りについてご紹介しました。雨漏りの対処で大切なのは応急処置後の業者への早めの依頼です。被害の拡大を防ぐためにも必ず依頼しましょう。

ユニースではマンションやビルの雨漏りの調査・修繕にロープアクセスを採用しています。足場を組むよりも短時間かつ安価で施工を行うことができますのでおすすめです。また、弊社では雨漏り診断士という調査のエキスパートが雨漏り調査を行います。調査から補修までワンストップで行い、報告書の作成まで行っていますので安心してご依頼ください。

お問い合わせ – 株式会社ユニース | ロープアクセス(ブランコ)による無足場工法での高所特殊作業を専門とする会社