看板撤去の費用はどれくらい?種類ごとに徹底解説

   

コラム

「看板を撤去したいけど、そのコストはどのくらい?」そんな疑問を持つあなたに朗報です。

この記事では、看板撤去の一般的な価格帯から、種類別の費用までを徹底解説します。あなたのビジネスや個人のニーズに合わせた看板撤去の手法を提案し、予算内で最適な解決策を見つけるためのヒントを得られるでしょう。

費用面での不安を解消し、次のステップに進むための知識を身に付けてください。

看板の撤去にかかる費用はどれくらい?

看板の撤去にかかる費用について、看板の種類ごとに解説していきます。

袖看板

多くのビルの壁際に設置され、建物から突き出ていることから「突き出し看板」とも呼ばれる袖看板。このタイプは、壁に固定するものから柱を使って設けるものまで様々です。

撤去する際の費用は、作業の複雑さにもよりますが、おおむね1万円から3万円の範囲内で収まることが一般的です。

壁面看板

街中のビルや店舗の壁に大きく掲げられる壁面看板は、その存在感で多くの視線を集めます。

撤去にかかるコストは概ね1.5万円から3万円ですが、看板の廃棄処分を含めると、合計で8万円を超える可能性もあります。特に高所作業が伴う場合やアクセスが難しい場所に設置されている場合は、追加の費用が必要となるでしょう。

テント看板

店頭に色鮮やかなテント看板を見かけることはよくあります。このタイプは、実用性と視認性を兼ね備え、雨除けや日差しの遮光としても機能します。

撤去には1万円から3万円を見込むのが妥当ですが、廃棄処分を含めれば、80,000円から10万円ほどが相場です。

内照式看板

夜も明るく照らし出される内照式看板は、特に夜間の営業があるお店には欠かせないアイテムです。

この内部照明付きの看板撤去は、一般に1.5万円から3万円程度の費用が見込まれますが、看板を構成するアクリルなどの材料の廃棄費用はそれほど高くないため、全体のコストを抑えることが可能です。

野立て看板

交通量の多い場所や広々とした空き地に良く見られるのが、野立て看板です。特に病院や大型店舗がこの種類の看板を好んで使用し、遠くからでもそのメッセージを届けます。

単純な撤去作業だけならば、費用は15,000円から30,000円で済むことが多いですが、基礎工事まで含むと費用は10万円を超える場合もあります。

スタンド看板

商店街を歩いていると、店の前に置かれたスタンド看板が目に入ってくることでしょう。

小さなものなら自分で撤去して処分することができますが、より大きなものや電飾を含むタイプは、撤去に1万円以上かかることもあります。業者に依頼する際にはその点を考慮する必要があります。

欄間看板

通りがかりに見上げると、店の入り口の直上にあるのが欄間看板です。これは照明としても機能し、幅広で目立つため店舗の象徴としても機能します。

「パラペットサイン」とも呼ばれるこの看板の撤去には、30,000円から50,000円程度が相場です。

屋上看板

高いビルやマンションの屋上に設置される屋上看板は、サイズの大きさと設置の高さから撤去が一般的に複雑かつ高価です。

標準的な撤去費用は10万円から20万円ですが、作業の難易度や必要な安全措置によって費用はさらに増加することがあります。

横断幕や懸垂幕

お祭りやセールの告知に使われる横断幕や懸垂幕は、その柔軟な素材のおかげで設置や撤去が比較的容易です。

通常の撤去費用は2万円から3万円とされており、サイズや設置場所により多少の変動はあるものの、コストが大幅に変わることは少ないです。

看板撤去の費用が高額になってしまうケースとは

看板撤去の費用が高額になってしまうケースをご紹介します。

看板が特殊な構造や素材の場合

一風変わった構造を持つ看板や、非標準的な素材で作られた看板は、撤去する際に通常とは異なる手法を要求されることがあります。

例えば、高さ5メートルを超える巨大な看板や、基礎が深く地盤に固定されているような看板は、撤去に際して特殊な機材や技術が必要になります。このため、撤去費用は標準的なものよりずっと高くつく傾向にあります。

高所作業が必要な場合

ビルの屋上や高い位置にある看板を取り外す際には、高所作業車が必要になることがよくあります。

このような場合、単に撤去するだけでなく、高所作業車のレンタル料金や専門の作業員を雇うコストが加わります。結果的に、これらの追加費用が全体のコストを押し上げ、撤去費用は相応に増加するでしょう。

足場を組む必要がある場合

人通りの多い場所での撤去作業や、高い位置での作業を安全に行うためには、しっかりとした足場の設置が不可欠です。特に、高層ビルでの作業では、足場だけでなく落下防止のための追加の安全設備が求められます。

これらの設備と安全対策が撤去費用を高める大きな要因になります。業者は作業の安全を保つ責任があるため、それらのコストも請求されることになります。

足場で高額になる看板の撤去費用、安く抑えることができるかもしれません

看板の撤去作業で足場が必要な場合、その費用がかかってしまいます。しかし、「ロープアクセス」という技術を用いれば、その足場費用を節約できるかもしれません。以下で詳しく解説していきます。

ロープアクセスなら足場が不要

従来の足場を使う方法に代わり、看板撤去の現場でロープアクセス技術が注目されています。

これは、建物の外壁に取り付けるロープを用いて作業員が上下に移動し、必要な作業を行う方法です。この技術は、高所作業で広く採用されており、特に狭いスペースや一時的な作業に適しています。

ロープアクセスを利用すれば、複雑な足場の組み立てが不要になるため、大幅にコストを削減できる可能性があるのです。

ロープアクセスとは?

足場不要の施工方法

ロープアクセスは、高所作業において足場を組む代わりに専門のロープ技術を使用する方法です。

この技術を活用することで、狭小地や足場の設置が困難な場所でも作業を安全に行うことができます。作業員は専門のハーネスによってロープに保持され、建物のさまざまな高さで効率的に移動しながら業務を遂行。

設置や撤去が迅速であり、様々な環境に柔軟に対応可能なため、幅広い場面での採用が進んでいます。

工期が早くコストも低い

ロープアクセスは設置と撤去の速さが大きな利点で、従来の足場を用いる方法に比べて工期を大幅に短縮できます。

短い時間での作業完了は、そのままコスト削減にも繋がります。また、足場の材料費や人件費も不要になるため、特に高層ビルや特殊な構造物のメンテナンスにおいて経済的な選択肢となり得るのです。

時間とお金、両方の節約が見込めるわけですね。

安全性も高い

ロープアクセスは単に経済的なメリットだけでなく、安全性の面でも高く評価されています。

作業員は厳しい安全基準とトレーニングをクリアした上で、安全措置を講じることが義務付けられています。これにより、高所作業における事故リスクが低減されます。また、作業範囲が明確で、不要な移動が少なくなるため、安全で集中した作業が可能になるのです。

高い専門性と安全管理体制が、信頼性をさらに高めています。

対応できるケースなら足場代を浮かせることが可能

足場の組み立てには時間と費用がかかりますが、ロープアクセスを用いることでこれらのコストを削減できる場合があります。

例えば、作業が一日で完了するような小規模な撤去や、狭い地域での作業では、ロープアクセスが非常に効率的です。また、高所での単発作業においても、速やかな設置と撤去が可能となるため、結果的に経費を抑えることができるでしょう。

ただし、ロープアクセスが適用可能かどうかは、作業の内容と安全面を総合的に考慮して判断されます。

ロープアクセスで看板撤去できるかどうか、まずはユニースにご相談ください

今回の記事では、看板撤去の費用について種類ごとに解説してきました。

看板撤去の作業は、場所や状況によっては頭を悩ませるもの。特に高所での撤去は、専門の技術と厳重な安全対策が必要不可欠です。

そんな時は、まずユニースにご相談してください。豊かな経験を持つプロフェッショナルが、建物の安全と健全性のチェックを行いながら、最適な撤去方法をご提案します。

私たちの熟練した技と知識を駆使して、皆様の看板を安全に、かつ迅速に取り外します。ユニースでは、安全を最優先に考えた作業体制で、予期せぬトラブルや事故のリスクを極力減らし、信頼できるサービスを提供しています。

看板撤去の際は、まずはお気軽にユニースにご相談ください。

 

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