マンションの雨漏りはどう対処すればいい？ 予防策や責任の所在についても解説
コラム 2022.7.26
マンションにお住まいの皆さん、雨漏りの問題に頭を悩ませたことはありませんか？
突然の雨漏りは、生活に混乱をもたらすだけでなく、長期的な損傷の原因ともなり得ます。だからこそ、マンションの雨漏りに対する適切な対処法と予防策が必要なのです。
この記事では、雨漏りの責任の所在から、素早く効果的な対処法まで、実践的なガイドラインを提供します。読者の皆さんの悩みを解決し、快適なマンション生活への第一歩をお手伝いします。
安心して雨の日を迎えられるよう、今すぐチェックしてみましょう！
マンションが雨漏りした際の対処法
マンションが雨漏りした際の対処法は、以下の通りです。
管理会社や管理組合に連絡する
マンションの雨漏り発見時、最初に行うべきは管理会社や管理組合への連絡です。
これにより、問題の早急な解決が可能となります。管理会社は、雨漏りの状況を把握し、専門業者に依頼するケースが多いため、迅速な対応が求められます。連絡する際は、漏れた場所や状況を具体的に伝えると、スムーズに対応してもらえるでしょう。
応急処置
雨漏りの現場をそのままにすると、被害が拡大する可能性があります。そのため、業者の到着を待つ間、できるだけの応急処置を行いましょう。
バケツやタオルで水を受ける、家具を移動するなどの簡単な対処が効果的です。これにより、家財へのダメージを最小限に抑えることが可能となります。
放置せずに必ず業者の調査を！
雨漏りの原因は素人には判断が難しく、放置すれば悪化する危険性があります。早急に業者の調査を受けることで、原因の特定と適切な修理が行えます。プロならではの視点で、建物の安全を確保し、再発防止の対策を提供してくれるでしょう。
早めの対応が、長期的な安心に繋がりますので、ぜひ専門業者の力を借りることをおすすめします。
マンションの雨漏りを防ぐ方法
定期点検やメンテナンスを怠らない
マンションの雨漏りを防ぐためには、定期点検とメンテナンスが非常に重要です。
屋根や壁のひび割れ、水漏れの初期段階など、早期発見が困難な問題もありますが、定期的なプロの点検によってこれらの問題を早めに発見し、修復することができます。メンテナンスを怠ると、小さい問題が大きなトラブルへと発展し、修理費用が高額になる可能性もあるため、常に気を配りましょう。
経年劣化のサインをチェック
マンションも長い年月が経つと、経年劣化のサインが現れることがあります。
これらのサインを見逃さず、早めに対処することが、雨漏りの予防につながります。外壁の色あせ、モルタルの剥がれ、窓枠のゆがみなど、些細な変化も重要なヒントとなることがあるため、定期的にチェックすることをおすすめします。
また、専門業者に定期的な診断を依頼することで、プロの目で隅々までチェックしてもらえるので、安心です。
マンションの雨漏りは誰の責任になるのか
マンションの雨漏りは、個人と管理組合どちらの責任になるのでしょうか？ 詳しく確認していきましょう。
原因や場所によって責任の所在は変わる
マンションの雨漏り問題は単純ではありません。原因や場所によって、責任の所在が変わるのです。
例えば、共用部分の雨漏りと個人の部屋での雨漏りでは対応が異なります。これらの要素を適切に理解することは、迅速かつ適切な対処、そして納得のいく解決へとつながります。
以下では、原因と場所の二つの観点から、誰が責任を負うのかを詳しく説明します。
原因での責任
雨漏りの責任は原因によって変わります。
マンションの雨漏り原因が建物自体の老朽化や設計ミスなどであった場合、その責任は管理組合が負います。しかし、雨漏りの原因が使用者にある場合、その責任は個人が負担します。例えば、窓の閉め忘れや掃除を怠り雨漏りが発生した場合は、個人の責任となる場合が多いため、注意が必要です。
場所による責任
マンションの雨漏りの責任は、どこで発生したかによっても変わります。
専有部分（部屋の中）は個人負担とするのが一般的です。これに対し、共用部分の管理責任は、基本的には管理組合にあります。屋上や外壁などの共用部分での雨漏りは、管理組合が負担するケースが多いので、具体的な場所を明確にすることで、対応が迅速に進展することとなります。
マンションの雨漏りを修理する方法
マンションの雨漏りを修理する方法について解説していきます。
自分で修理はNG
マンションの雨漏りは、非常に複雑な問題であることが多く、自分で修理をするべきではありません。
専門的な知識や技術が必要であり、間違った修理が逆に問題を悪化させる可能性があります。また、共用部分の修理は管理組合の許可が必要であるため、必ず専門業者に依頼しましょう。自分での修理はリスクが高いので避けるべきです。
雨漏りの工事も場所によって異なる
屋根
屋根の雨漏り修理は場所と劣化の程度に応じて異なります。
部分的な劣化であれば、釘の打ち直しや劣化箇所の張り替えなどを行います。しかし、劣化が全体に広がっている場合は、屋根材の交換作業や全体の塗り替えが必要になることもあります。
専門業者と相談し、最適な修理方法を見極めましょう。
外壁
外壁の雨漏り修理は、ひび割れ・クラック・タイルのはがれなどの状態によります。
部分的な修理で済む場合がありますが、深さのあるひび割れなどは、修理に加え、外壁塗装を行うことが一般的です。外壁の雨漏りは建物全体の健康に直結するため、専門業者の的確な診断と修理が必要です。
ベランダ
ベランダの雨漏りには、特に防水加工の再施工が重要になります。
防水層が劣化すると雨漏りを引き起こすため、補修が必要です。また、窓やサッシ周りの補強なども同時に行います。ベランダは日常的に使う場所であるため、安全で快適に使用できるよう、専門業者としっかりとした計画を立て、修理を進めましょう。
マンションの雨漏り修理や調査・普段からのメンテナンスを安価に行う方法とは？
マンションの雨漏りの修理のコストは気になるポイントですよね。修理や調査、メンテナンスを安価に行う方法についてお伝えします。
マンションの雨漏り補修は足場代がかさむ
マンションの雨漏り補修には、しばしば高額な足場代がかかることが一般的です。
足場を設置することで作業員が安全に作業を行うことが可能となりますが、その設置と撤去には時間とコストがかかります。これは補修費用の大部分を占めることもあるため、他の方法を検討する価値があるでしょう。
雨漏り修理・調査ならロープアクセスがおすすめ
ロープアクセスがおすすめの理由①：安価
雨漏りの修理・調査にロープアクセスを用いると、費用が大幅に削減できる場合があります。
仮設足場や橋梁点検車、高所作業車などの手配が不要となり、それに伴うコスト削減が可能です。特に建物全体の打診調査を行う際には、ロープアクセスは費用の面で有利な選択肢となることが多いです。
ロープアクセスがおすすめの理由①：施工が早い
ロープアクセスの採用は、施工期間の短縮にも寄与します。
足場を組む時間や解体する時間を省くことができ、特殊な技術を持つ作業員がロープでつり下がり効率的に作業を行うため、工期の短縮が期待できます。迅速に問題を解決したい場合には、ロープアクセスが適切な選択肢となることが多いです。
ロープアクセスがおすすめの理由①：安全性も高い
ロープアクセスは高所での安全な作業が可能で、専門的な訓練を受けた作業員が行います。
欧米ではその安全性が認められており、高所作業の主流となっています。日本でも大手建設会社や公共事業で利用されるようになり、作業員の安全をしっかりと考慮した作業方法として確立されているため、安心して採用することができます。
マンションの雨漏り修理ならユニースにお任せください
今回の記事では、マンションの雨漏りの対処法について解説してきました。
どこで、なぜ雨漏りが発生したかによって、その責任の所在が変わります。また自分で修理することはできないため、早急に専門業者に依頼する必要があるでしょう。
ユニースでは、最先端の「ロープアクセス」という技術を駆使して雨漏りの修理を行っています。この技術を用いると、足場が不要になるため、非常にスピーディーかつコストパフォーマンスに優れた施工が可能となります。
さらに、ユニースの強みは経験豊富な技術者のチームにあります。安全対策を最優先に考え、作業員は厳しい訓練を受けておりますので、高所での作業においても確かな技術を発揮します。作業中の事故やトラブルを最小限に抑えることができるため、安心してお任せいただけます。
ユニースはお客様の大切なマンションを守る確かなパートナーです。技術的な信頼性はもちろん、スピード感と経済性も追求したサービスで、お客様の悩みをしっかりと解決いたします。マンションの雨漏り修理の際は、ぜひユニースにご相談ください。