外壁打診調査の費用はどれくらい? コストを抑えるおすすめの調査方法は?

   

コラム, 外壁タイル調査

東京赤羽を拠点に外壁調査、外壁補修、外壁塗装を行う株式会社ユニースです。

外壁の調査を行う際に気にかかるポイントの一つとして挙げられるのが「費用」です。相場はどれくらいかかるんだろう?どうしたら安価に調査が行えるんだろう?この記事では外壁打診調査の費用や、コストを抑える調査方法を紹介することで、そうした不安に答えていきたいと思います。

 

外壁調査の種類

打診調査

この調査では、打診棒という作業用の棒を使って作業が行われます。壁の表面を打診棒で叩き、音を聴き比べることで外壁材の浮きを探すのです。さらに、実際に壁を目視して周る調査ですので、ひび割れや剥離も同時に見つけることができます。ただし、調査を行う際は高所を見るために高所作業車・ゴンドラ・足場などを用意する必要が出るケースがあり、それに比例して費用が高くなる傾向があります。

 

赤外線調査

この調査では赤外線カメラを使います。外壁が浮くと、下地の間にある空気層に熱がたまります。そのため、赤外線カメラを通じて調べてみると、浮きのある部分はほかの部分に比べて赤く見えるようになっているのです。こうした温度変化を確認することで業者は外壁の浮きの部分を探していきます。また、この調査は画像を取ってその解析を行うだけなので、打診調査に比べて短時間かつローコストで調査を行うことができます。

 

外壁調査の費用はどれくらい?

打診調査の費用

打診調査の費用は、1,500㎡あたり23〜197万円となっています。

打診調査の費用は調査を行う建物がマンションか戸建てかで大きく異なってきます。ビルや集合住宅のような、表面積が大きく高さがある建物ですと、その分足場の数や面積、作業員が増加するため工期が長くなるとともに費用も高くなります。ただし、屋上からロープを垂らして調査を行うという方法を取れば、足場を組んだ時よりも安価かつ短時間で調査が行えます。調査費用の概算としては、目視法の調査費に併せて、予備調査などの調査報告の費用が加算されていく形で決定されます。

 

赤外線調査の費用

赤外調査船の費用は1,500㎡あたり23〜156万円となっています。

最低額は打診調査と比べると同じ程度です。ですが、打診調査と比べてビルの面積、高さなどに影響を受けづらく、調査する建物の面積が大きいほど赤外線調査の方が打診調査に比べてコストを抑えられる傾向にあります。調査費用の概算方法は調査費以外に調査を報告するための費用─画像解析費用など─が足されるという点で、打診調査と同じです。ただし、赤外線調査の場合は現地撮影費用や機器使用料などが含まれる場合があります。

 

打診調査、赤外線調査のそれぞれのメリット・デメリット

 

打診調査のメリット

打診調査のメリットは、確実な点検が行えるということです。作業は、経験豊富な業者たちが実際に目視をすることによって行われます。そのため、赤外線調査に比べて明確にどの部分に浮きが発生しているかなどかがわかるようになるのです。

 

打診調査のデメリット

打診調査のデメリットは料金がかさむことです。調査を行うためには高所でも業者が安心してしっかりと作業を行うために足場を組む必要が出てきますし、調査する面積が大きいほど業者の数も増えます。また、足場を使う際は組み立てや解体を行う必要が出てくるので工期が延びてしまうという点でもデメリットが大きいといえます。

 

赤外線調査のメリット

赤外線調査のメリットは工期が短く費用が少ないことにあります。この調査で行う作業はただ写真を撮るだけなので、打診調査のように足場を組んだり大量の業者を雇う必要はありません。さらに、足場を組まないために業者が危険な作業をする必要性がなくなり、安全性を確保することもできるのです。

 

赤外線調査のデメリット

赤外線調査のデメリットは、調査結果が信ぴょう性に欠けることです。打診調査では業者が直接目視で確認しながら作業を行うため、写真では気づけない細かいひび割れや浮きに気づくことができます。ですが、赤外線調査は遠くから写真を撮ることで作業が終わるので、実際に目視しないと気が付けない浮きをとらえることができないという弱みがあるのです。

 

外壁調査の費用を抑えるならロープアクセスがおすすめ

各調査の費用感は以下のようになっています。

 

ドローンによる赤外線外壁調査:300〜500円/平米

足場を組んでの外壁打診調査:1,000円/平米(足場代のみ)+調査・調査書作成

ロープアクセスによる外壁打診調査:400円/平米(外壁調査費+ロープ費+調査書作成)

 

ロープアクセスとは、屋上からロープを垂らし、それを業者が伝うことで外壁調査を行うという方法です。この方法は釣り本からのロープを利用して移動する分、機動性に優れており、高い作業性を誇っております。さらに、業者のつけているロープには命綱がセットでつけられており、ロープを垂らしている場所にも釘が打たれ、支柱をつけているなど、安全性に関しても100%信頼できるような作りになっています。こうした特徴から、ロープアクセスは部分的な外壁タイルの補修をする際などで作業面、安全面だけでなくコストパフォーマンスの点でも高い効果を発揮してくれます。

 

ロープアクセスの外壁調査ならユニースにお任せ

以上が外壁打診調査の費用の説明と、コストを抑えるおすすめの方法の紹介になります。私たちユニースはロープアクセスを活用した外壁調査について、高い知識と実績を保有しております。

外壁調査 – 株式会社ユニース | ロープアクセス(ブランコ)による無足場工法での高所特殊作業を専門とする会社

 

この記事を読んで少しでも外壁調査について相談してみたいと思った方は、お気軽にご相談ください。

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