ビルの窓清掃の様々な方法 定期的な窓清掃で好印象を保つには
コラム 2022.9.8
東京赤羽を拠点に外壁調査、外壁補修、外壁塗装を行う株式会社ユニースです。
窓の清掃を頼もうと思ったときに、清掃を行うタイミングや方法が分からなくて困ったことはないでしょうか?今回はこうしたビルの窓清掃の方法やタイミングについて紹介していきます。
窓清掃はそれぞれのビルに合わせて考えるべき
ビルの窓ガラス清掃が必要な理由は?
窓ガラス清掃が必要な最大の理由は、汚れなどの悪影響が大きいからです。夜景などの外の景色を売りにしているお店、テナント等はいくつもありますが、外を見ようとしても窓が汚れていたり、曇っていたら満足に景色を楽しむことができませんよね。また、窓が汚れている状態を通行人などが見かけたら、このビルは不衛生なのかなと第一印象を悪くする恐れがあります。だからこそ、窓ガラス清掃は必要なのです。
ビルの窓ガラスの種類
ビルに使われるガラスに共通している特徴は一般家庭のガラスと違い、大きく厚みがあり、清掃に手間と時間がかかるということです。このような特徴を持ち、ビルで使われるガラスは以下の5つです。
フロート板ガラス:1枚板のガラスで、サイズや厚みのセッティングが容易
強化ガラス:通常ガラスの3~4倍強度が高いガラス
複層ガラス:2枚ガラスを重ねてその間に空気の層を作ることで、遮音性・断熱性の機能が高くなったガラス
すりガラス:1枚板ガラスを磨くことで不透明に見えるようにしたガラス
合わせガラス:火事や災害対策で用いられるガラスで、破片の飛散は最小限になるように設計されている
ビルの窓清掃はどれくらいの頻度で行うべき?
1~2ヶ月に1回がおすすめ
理想的なビルの窓清掃の頻度は2か月に1回程度です。オフィスなどの一般的な建物の場合はこれぐらいの頻度で清掃を行えば安定して窓を清潔に保つことができます。ただし、商業店舗や飲食店など、油やホコリ、ガスなどで汚れやすい窓の場合は1か月に1回程度と、頻繁に行う必要があるといえます。
定期的に清掃した方が経済的
実は、ビルの窓清掃は定期的に清掃した方が経済的にローコストで済むようになっています。窓につく汚れは普通のものと違いかなり頑固なものばかりです。一度汚れが付いたままほったらかしにしておくと、どんどんその汚れは窓にへばりついてしまい、改めてとる際には特殊な機材や洗剤液を買わなければいけなくなってしまいます。ですから、定期的に汚れを確実に取っていくことが結果的に大きな出費を抑える結果につながるのです。
ビルの窓清掃の方法
ロープアクセス
屋上から上り下りするためのメインと、命綱用のライフラインからなる計二本のロープを垂らし、ブランコをそこに掛けて上下移動しながら清掃を行います。この方法ですと、足場や仮設ゴンドラを立てる必要がないため、建物の地形に影響を受けづらく、ローコストで作業を行うことができます。小・中規模程度のビル清掃に特に使われます。
ゴンドラ
清掃を行うビルにもともとゴンドラが常設されている際にのみ行うことのできる作業です。ゴンドラに乗ってゴンドラ捜査の講習を受け、かつ専用の資格を持った1〜2人程度の作業員で窓の清掃を行います。この方法はロープアクセスよりも高い安定性を誇っておりますが、作業前の安全点検が不可欠で、時間は少し長くかかります。
高所作業車
ロープアクセスやゴンドラ作業ができない建物などで使われます。はしご車のようにクレーンが延びる車に乗り込んで清掃を行います。高さは12〜29mまでカバーでき、特殊な形状の窓や、手が届きにくい窓の清掃に効果的です。安定した姿勢で作業ができるため作業者の安全も確保でき、ロープアクセスやゴンドラでは持ち込めないような重い清掃道具も持ち込んで作業を行うことができます。
その他の方法
他にも、建物の高さ、環境によってさまざまな作業方法、器具が用意されています。例を挙げれば台車付きの足場「ローリングタワー」や2連か3連に伸縮するハシゴ「スライダー」などがあります。まだ多くはありませんが窓ふきを自動で行ってくれるロボットも開発されています。
ビルの窓清掃の費用
ビルの窓清掃の費用はどう決まる?
これまでビル清掃を行うタイミングやビル清掃の手段について紹介してきましたが、この見出しでは窓清掃の費用がどうやって決まるかを説明していきます。ビルの窓清掃の費用は次の5つの要素で決定されます。
・面積(窓の数)
・足場
・汚れの程度
・建物の事情
・オプション
ビルの窓清掃の相場
面積(窓の数):業者によって清掃する面積の料金は変わりますが、単発(スポット)で契約した場合
100㎡前後 25,000円~30,000円
200㎡前後 50,000円~55,000円
500㎡前後 75,000円~85,000円
が相場となります。年間で何回か専属契約を結ぶと、割引がされます。
足場:こちらの相場は以下の通りです。
足場の組み立てなし又は脚立(~2階まで) 10,000円~30,000円
足場組みあり(3~5階まで) 20,000円~50,000円
ロープ作業(5~10階まで) 30,000円~100,000円
ゴンドラ設置(10階以上) 50,000円~150,000円
足場は建物の階数が多いほど規模が大きくなります。
汚れの程度:汚れの程度による相場は特にありません。
この費用は、カラースプレーや油性ペンの跡など洗剤で落とせないような汚れを清掃した場合に発生します。ただ、汚れの原因や範囲、落ちにくさで費用は大きく変わり、規模が小さい場合は業者がサービスで清掃してくれるケースもあります。ですので、見積もりする際に業者と相談することをおすすめします。
建物の事情:建物の事情の相場は以下の通りです。
警備員の配備 13,000円~ × 人数 × 日数
道路使用許可申請 15,000円~
この費用は清掃中に警備員を配置したり、道路の使用許可を得る必要が出たときに発生します。警備員の人数はいくらか工夫することができますが、道路使用許可申請は警察に提出する必要があるなどの事情でほとんどの業者が実費で請求してきます。
オプション:オプションによる相場は特にありません。
オプションは窓に機能向上を目的とした追加加工をしたときに発生します。ですが、業者によって加工に使用する溶剤やフィルムは決まっていないため相場はありません。費用を複数の業者と比べて判断することをおすすめします。
費用を抑えるポイント
年間契約をする
一般的な業者は年数回でガラス清掃の契約を結ぶと1~2割ほど割引をしてくれます。ですので、1年に3回の窓清掃を頼んでもスポット(単体)で業者を雇うより3回分の年間契約を結んでいた方が1年全体でかかる窓ガラス清掃の費用を少なくできるのです。
個人宅専門の窓清掃業者を雇う
個人宅や2階建てなどの階数の少ない施設を請け負っている業者はビル専門の窓ガラス清掃業者と比べると非常に安価な価格で清掃を行っております。
業者比較サイトで低価格で依頼できるのは、個人宅や2階建て施設をメインに請け負っている業者です。窓の枚数が少なくさらに2〜3階建ての施設の場合は、ビルの窓清掃業者よりも安く済ませることができる可能性があります。
床清掃とセットで依頼する
エントランス周辺のガラスのみの清掃だけ行いたい場合は、床清掃業者にセットで清掃できないか問い合わせてみることもお勧めです。
というのも、床清掃の業者は複合施設のエントランスなどの清掃に伴い、ガラス清掃を行うことが多く、清掃技術や知識を習得している場合が多いのです。
ロープなどの足場を組む必要のないガラスの清掃は、床清掃とともに依頼することが可能かもしれないので、まずは相談してみましょう。
ロープアクセスの窓清掃ならユニースにお任せ
以上がビルの窓清掃の方法や窓の清掃を通じて好印象を与える方法の紹介になります。私たちユニースはロープアクセスを駆使し、安全かつ高品質、しかも低コストな窓清掃をお客様に提供します。
弊社では、8階建て、各階テナント2部屋ずつのビルの場合、
窓清掃費: 5万円(税別)
期間:半日~1日
で清掃を行わせていただきます。
清掃に合わせて、外壁タイルの欠けやはらみの簡易チェックもサービスとして行っております。
窓ガラス・外装クリーニング – 株式会社ユニース | ロープアクセス(ブランコ)による無足場工法での高所特殊作業を専門とする会社
ビルの窓清掃をご検討の際は是非お気軽にご相談ください。
お問い合わせ – 株式会社ユニース | ロープアクセス(ブランコ)による無足場工法での高所特殊作業を専門とする会社