雨漏り修理の相場を徹底解説|費用の目安から注意点までわかりやすく紹介
コラム 2026.1.23
雨漏りは突然起きるトラブルの一つであり、放っておくと家の劣化が進んでしまいます。
しかし、「どれくらいの費用がかかるのか分からない」と不安に感じる方も多いでしょう。
この記事では、雨漏り修理の相場について詳しく解説し、費用が変わるポイントや、安心して依頼するためのコツまで丁寧に紹介します。
この記事を読めば、雨漏り修理にかかるお金の目安と、失敗しない対処法がしっかりと分かります。
雨漏り修理の相場はどれくらい?まずは全体の目安を知ろう

雨漏り修理の費用は、発生している場所や被害の程度によって異なります。まずは、部位別の修理相場を見てみましょう。
屋根の雨漏り修理は5万円〜30万円程度が目安
屋根の雨漏り修理は最も多く見られるケースの一つです。修理の方法としては、瓦の差し替えやスレート屋根のコーキング処理、防水シートの交換などがあります。
軽度な補修で済む場合は5万円程度から対応可能ですが、屋根全体の葺き替えや防水工事が必要な場合は30万円以上になることもあります。
また、屋根の形状や傾斜によって作業の難易度が変わり、費用も増減します。
雨漏りが始まったばかりであれば、早めに修理することで費用を抑えることができます。
外壁からの雨漏り修理は10万円〜50万円程度が一般的
外壁のひび割れやシーリングの劣化によって雨漏りが起きている場合、その部分を補修する必要があります。
シーリング材の打ち替えだけであれば比較的安価ですが、外壁材の張り替えや全面塗装が必要になると、費用は30万円〜50万円になることもあります。
特に築年数が古く、防水層が劣化している住宅では、広範囲な修繕が必要になることがあります。
目に見えるヒビだけでなく、内部からの浸水も注意すべきポイントです。
天井や室内の補修は2万円〜10万円程度が多い
雨漏りによって天井や壁紙にシミができてしまった場合、内装の補修も必要になります。
天井の張り替えやクロスの交換は、規模にもよりますが2万円〜10万円程度で行えることが多いです。
ただし、断熱材や柱が濡れて腐っている場合は、その部分の交換工事も必要になります。
被害が広がる前に、早めの対処を心がけましょう。
戸建て住宅の雨漏り修理にかかる相場のポイント
戸建て住宅の場合、建物の構造や屋根の種類によって雨漏り修理の費用に差が出やすいです。
瓦屋根の場合は部分修理でも高めになる
瓦屋根は見た目が美しく耐久性も高いですが、一枚一枚が重く、専門技術が必要なため修理費が高くなりがちです。
瓦のずれや割れによる雨漏りなら、数枚の交換で済むケースもありますが、それでも10万円前後は見ておく必要があります。
また、瓦の下の防水シートが劣化していると、さらに費用がかさむこともあります。
定期的なメンテナンスが長期的に見て費用を抑える鍵になります。
スレートや金属屋根は修理費用が比較的安い
スレート屋根やガルバリウム鋼板などの金属屋根は、軽量で扱いやすいため、修理費用が比較的安く済みます。
部分的な補修であれば5万円〜15万円程度で対応できることが多いです。
ただし、雨漏りの原因が屋根材の下にある場合は、防水シートや野地板の補修が必要になります。
その場合、修理範囲が広がるため費用も増える可能性があります。
築年数が古いと修理範囲が広がりやすい
築年数が古くなると、家のあちこちで劣化が進んでおり、雨漏りの原因が一か所ではないケースもあります。
例えば、屋根・外壁・サッシ周辺のいくつかの箇所が同時に雨水の侵入口になっている場合もあるため、原因の特定が難しくなります。
その結果、調査費や修理範囲が増えて、費用が20万円〜50万円を超えることもあります。
古い家ほど、予防保全としての点検が大切です。
マンションでの雨漏り修理にかかる相場の特徴とは?
マンションの場合、修理箇所が専有部分か共用部分かで、費用の負担者が変わってきます。
専有部分の修理は5万円〜15万円程度が多い
室内の天井からの雨漏りや、窓サッシ周りからの浸水などは、原則として住戸の所有者が修理する必要があります。
簡単なコーキング処理や天井材の張り替えであれば、5万円〜15万円程度で対応できる場合が多いです。
ただし、マンションの構造によっては管理組合への申請や承認が必要になることもあるので注意が必要です。
まずは管理会社に相談することが大切です。
共用部分は管理組合が費用を負担するケースが多い
外壁や屋上などの共用部分からの雨漏りは、原則として管理組合の責任で修理されます。
管理費や修繕積立金から支払われることが多く、住民の負担はありません。
共用部分の不具合であれば、すぐに管理会社に報告することが重要です。
修理まで時間がかかる場合もあるため、状況を写真などで記録しておくとスムーズです。
修理の申請には管理規約の確認が必要
マンションの場合、修理を勝手に進めるとトラブルになる可能性があります。
特にサッシやバルコニーなどは、専有・共用の判断が分かれるグレーゾーンもあります。
修理を行う前には、必ず管理規約や細則を確認し、必要であれば管理組合の承認を得ましょう。
その際、見積書や工事内容の説明書を提出する必要がある場合もあります。
雨漏り修理の相場が変わる原因とは?費用に差が出る理由

同じように見える雨漏り修理でも、費用には大きな差が出ることがあります。その理由を知っておくと、見積もり内容に納得しやすくなります。
雨漏りの原因箇所が特定しにくいと調査費がかかる
雨漏りの原因がはっきりしていれば、すぐに補修に取りかかれます。しかし、建物の構造や劣化の進行具合によっては、原因がすぐに特定できないこともあります。
その場合、赤外線調査や散水調査などの専門的な検査が必要になり、2万円〜5万円程度の調査費が発生することがあります。
原因が分からないまま修理しても、再発するリスクが高くなるため、きちんとした調査が重要です。
信頼できる業者は、調査費をあらかじめ説明してくれるため、契約前に確認しましょう。
足場の有無で費用に大きな差が出る
屋根や高所の外壁を修理する場合、安全に作業するために足場を組む必要があります。
足場設置の費用は10万円〜20万円ほどかかるため、これが見積もりに含まれているかどうかで全体の金額が大きく変わります。
部分的な修理で済むなら、はしごや高所作業車で対応できることもあります。
ただし、無理な作業は事故や手抜き工事の原因にもなるため、安全第一で判断すべきです。
被害が広範囲だと内装補修費もかかる
雨漏りは水の侵入が原因なので、天井や壁の内側にも影響が及ぶことがあります。
断熱材の交換、天井クロスの張り替え、フローリングの修復などが必要になると、修理費用に加えて5万円〜15万円程度の内装工事費が発生することもあります。
また、カビが発生していると除去作業も必要です。
早めの対処で、これらの追加費用を防ぐことができます。
業者に依頼する雨漏り修理の相場と選び方のコツ
信頼できる業者を選ぶことで、適正価格で質の高い修理を受けられます。ここでは選び方のポイントを紹介します。
相見積もりで適正価格を把握することが大切
雨漏り修理の見積もりは、必ず2社〜3社から相見積もりを取るようにしましょう。
業者によって価格の差があるだけでなく、提案内容や修理方法も異なります。
相場より極端に安い場合は、手抜き工事のリスクもあるため注意が必要です。
比較することで、自分にとって最も納得できる業者を選ぶことができます。
雨漏り診断士などの資格を持つ業者が安心
専門的な知識と技術が必要な雨漏り修理では、「雨漏り診断士」などの有資格者が在籍している業者がおすすめです。
原因の特定や適切な工事内容の判断ができるため、再発のリスクが下がります。
また、施工後の保証がある業者なら、万が一のトラブルにも対応してもらえるので安心です。
ホームページや見積書で資格の有無をチェックしましょう。
地元密着型の業者はアフター対応が手厚い
地域に根ざした工務店やリフォーム会社は、施工後のアフターフォローが丁寧な傾向があります。
万が一の再発時にもすぐに駆けつけてくれるなど、安心感があります。
また、地元の口コミや紹介が多い業者は、信頼されている証でもあります。
価格だけでなく、サービスの内容にも注目して選ぶことが大切です。
自分でできる?DIYでの雨漏り修理とその相場の注意点
簡単な雨漏りなら自分で直そうと考える方もいますが、注意点も多くあります。
シーリング材などの費用は数千円〜で始められる
市販の防水テープやコーキング剤などを使えば、応急処置程度なら数千円で行えます。
ホームセンターなどで手に入るため、すぐに対処したいときに便利です。
ただし、根本的な原因を解決するには専門的な知識が必要です。
DIYは一時的な対策と考え、早めに専門業者に相談するのが無難です。
応急処置で済ませると再発のリスクが高い
一時的に水の侵入を防げたとしても、根本原因が残っていれば再び雨漏りが起こります。
特に屋根裏や壁の内部での浸水は見えづらく、気づいた時には大きな被害になっていることも。
応急処置をした後は、必ずプロに点検を依頼しましょう。
自分で対処する場合も、記録を残しておくことが大切です。
高所作業は安全面で専門業者に任せた方が安心
屋根や高所での作業は、転落の危険があり非常に危険です。
安全帯やヘルメットなどの装備がないまま作業するのは絶対に避けましょう。
少しの節約のつもりが、大きなケガにつながる可能性があります。
高所作業はプロに任せるのが鉄則です。
火災保険で雨漏り修理の相場をカバーできるって本当?
火災保険が適用されるケースがあることを知らない方も多いですが、条件次第で修理費が保険でまかなえることもあります。
風災や雪害など原因によって保険適用される場合がある
台風や強風、大雪などの自然災害によって発生した雨漏りであれば、火災保険の「風災・雪災」補償の対象になることがあります。
経年劣化が原因の雨漏りには保険は使えませんが、自然災害が原因であれば修理費が支給される可能性があります。
保険の内容を確認し、申請の条件を調べてみましょう。
事前の写真記録や見積書が申請時に必要
火災保険の申請には、被害箇所の写真や工事見積書、修理前後の記録が求められます。
修理前には必ず写真を撮り、日付を記録しておきましょう。
また、申請書類の記入ミスや不備があると、保険金が支払われないこともあります。
不安な場合は、保険申請に詳しい業者に相談するのも一つの手です。
保険会社によって補償範囲や条件が異なる
火災保険の内容は加入している保険会社や契約プランによって大きく異なります。
「水濡れ補償」や「破損・汚損補償」が付帯しているかどうかも重要です。
契約内容を見直し、いざという時に使えるようにしておくことが大切です。
長く使っている保険は、補償内容が古くなっている可能性もあるため、定期的な見直しがおすすめです。
雨漏り修理の相場に関するよくある質問
最後に、雨漏り修理の相場についてよくある疑問に答えます。
雨漏り修理は何日くらいかかる?
軽度な修理であれば半日〜1日で完了することが多いですが、調査が必要な場合や広範囲の修理になると、数日〜1週間程度かかることもあります。
工期は被害状況によって変わるため、事前に業者に確認しましょう。
また、天候によってスケジュールがずれることもあるため、余裕をもって依頼するのがおすすめです。
相場より安い業者は信用できる?
極端に安い見積もりは、工事内容が省略されていたり、手抜き工事のリスクがあります。
安さだけで選ばず、施工実績や保証内容をしっかり確認しましょう。
信頼できる業者は、価格の理由や工事内容をきちんと説明してくれます。
相場に対して安すぎる業者には慎重に対応しましょう。
修理後にまた雨漏りしたらどうすればいい?
修理しても再び雨漏りが発生することがあります。
その場合、施工保証のある業者であれば、無償で再修理してくれることが多いです。
修理完了後に保証書を発行してもらえるか確認しておくと安心です。
また、再発の原因が新たな場所にある場合もあるため、再調査が必要なケースもあります。
まとめ|雨漏り修理の相場を理解して安心・納得の対策をしよう

雨漏り修理の費用は、原因や修理方法、建物の構造によって大きく変わります。
全体の相場を把握し、自分のケースにあった対応をすることで、無駄な出費を防ぎつつ安心して暮らせる住まいを保てます。
相見積もりや信頼できる業者の選定、保険の活用など、賢く対応することが重要です。
突然の雨漏りに焦らず、この記事で得た知識を活かして、納得できる修理を行いましょう。
外壁調査や雨漏り調査、外壁のメンテナンスはユニースにお任せください
この記事では、マンションの漏水調査で保険について解説いたしましたが、この記事を機に漏水調査をはじめとしたメンテナンスを検討している方もいらっしゃるかと思います。
外壁調査や雨漏り調査、外壁のメンテナンスはユニースにお任せください。
ユニースでは、外壁調査に関してロープアクセスを用いた外壁調査、雨漏り調査をお勧めしています。
外壁調査は本来足場を組んで直接外壁を調査する方法ですが、足場が不要なロープアクセスでこれを行うことで、工期の短縮と費用の削減が可能になります。
ビルやマンションなどの外壁調査、雨漏り調査でお悩みであれば是非一度ユニースにご相談ください。