マンションで雨漏りが発生したときに知っておくべき調査方法とは?徹底解説!

   

コラム

マンションで突然の雨漏りが発生すると、多くの人が「どこに相談すればいいのか」「どんな調査が必要なのか」と戸惑うものです。

雨漏りの原因を放置すると建物の劣化や資産価値の低下につながります。

この記事では、マンションにおける雨漏りの調査方法について、具体的な手順や費用、注意点まで詳しく解説します。自分でできる調査方法から専門業者への依頼まで網羅しているので、ぜひ参考にしてください。

 

マンションで雨漏りが起きたときに知っておきたい調査方法とは?

まずは、雨漏りの発生時に行うべき基本的な調査方法について解説します。どれも原因特定のために有効な手段です。

 

目視調査で外壁や天井の異常を確認する

雨漏りが発生したら、まず最初に行うのが目視調査です。

これは建物の外壁や室内の天井などを見て、シミやひび割れ、水滴などの異常がないかを確認します。

簡単に行える方法なので、居住者自身でも実施できます。

ただし、目に見えない部分の異常は判断が難しいため、あくまでも初期段階の調査手段と考えましょう。

 

散水調査で水の侵入経路を再現できる

散水調査とは、実際に水をかけて漏水の再現を試みる調査方法です。

水のかけ方を変えながら観察することで、どこから雨水が入ってくるのかを調べます。

再現性が高く、原因特定に役立ちますが、専門的な知識や設備が必要なため、業者に依頼するのが一般的です。

特に外壁や屋上からの雨漏りに有効な方法です。

 

赤外線カメラ調査で壁の中の水分も検知できる

赤外線サーモグラフィを使うと、壁や天井の内部にある水分の分布を可視化できます。

温度の違いを映像化することで、どこに湿気がたまっているのかが一目でわかります。

目視では発見できない隠れた漏水にも対応できるのが特徴です。

最新技術を使った調査方法のため、費用はやや高めですが、調査精度は非常に高いです。

発煙調査で通気口や配管周辺の漏れを確認できる

発煙調査は、建物内部に煙を流し込み、煙が外部へ漏れるかを確認する調査方法です。

特に通気口や配管まわりの隙間からの雨漏りに対して有効です。

煙が出てくる箇所を観察することで、どこに隙間があるかを把握できます。

建物の構造に影響を与えずに調査できるのが魅力ですが、設備や専門知識が必要なためプロに依頼しましょう。

 

マンションの雨漏りの主な原因とその調査方法

雨漏りの原因は一つではありません。ここでは、よくある原因と、それに対応した調査方法について説明します。

 

屋上やベランダの防水シートの劣化を調査する

マンションの屋上やベランダには、防水シートが敷かれており、これが劣化すると雨水が浸入しやすくなります。

防水層の浮きやひび割れなどが原因になることが多く、目視や散水調査が効果的です。

特に築年数が10年以上経っている場合は、定期的な防水点検が重要です。

雨漏りが発生している場合、防水工事が必要になることがあります。

 

外壁のひび割れからの浸水を確認する

外壁のひび割れ(クラック)も雨漏りの大きな原因になります。

細かなひびでも、長時間放置するとそこから水が侵入し、内部に漏水が広がります。

目視調査や赤外線カメラ調査を用いることで、表面や内部の異常を確認できます。

構造クラックと仕上げクラックの違いを把握し、必要に応じて修繕工事を行いましょう。

 

サッシまわりの施工不良を特定する

窓やサッシまわりの雨漏りも多くのマンションで見られる問題です。

防水材の施工不良や経年劣化が原因で、隙間から雨水が侵入することがあります。

散水調査や発煙調査によって、雨水の侵入経路を特定できます。

施工ミスがある場合は、部分的な修理や再施工が必要になることもあります。

 

配管の貫通部からの漏水を調べる

水道や排水管が壁を貫通する箇所も、雨水が侵入するリスクがあります。

特に古いマンションでは、防水処理が不十分なケースがあります。

発煙調査や内視鏡調査を使って、内部の漏れを確認できます。

放置するとカビや構造腐食の原因になるため、早急な調査が必要です。

 

マンションの雨漏りを正しく見つける調査方法の流れ

 

調査は順序立てて行うことが重要です。以下に一般的な流れを紹介します。

 

まずは目視で漏れている箇所を確認する

初期段階では、住人自身や管理会社による目視チェックが基本です。

天井のシミ、壁の湿り気、カビの発生などを観察します。

可能であれば、屋上やベランダ、サッシ周辺なども見てみましょう。

小さな異変でも見逃さないことが重要です。

 

図面をもとに建物の構造を把握する

建物の図面(設計図や配管図)を確認することで、雨漏りの原因を絞り込むヒントになります。

特に、どこに配管が通っているのか、どのような構造になっているのかがわかると調査が効率的に進みます。

管理会社に依頼すれば図面を入手できる場合が多いです。

調査の前に図面を準備しておくとスムーズです。

 

散水・赤外線などの専門調査を実施する

目視だけでは特定できない場合は、専門業者による調査が必要です。

散水調査で再現性を確認し、赤外線で内部の水分分布を確認します。

状況によっては、複数の調査方法を組み合わせることもあります。

原因の特定には時間と精度が求められます。

 

調査結果をもとに修繕計画を立てる

調査が完了したら、その結果をもとに修繕の計画を立てます。

どの部位を、どのような方法で修理するのかを明確にすることが重要です。

また、修繕工事の費用や期間についても把握しておきましょう。

管理組合と連携して計画を進めることが成功のカギです。

 

自分でできるマンションの雨漏り調査方法と注意点

すぐに業者を呼べない場合でも、居住者自身でできる簡易的なチェック方法があります。ただし、無理をしないことが大切です。

 

雨の日に水の流れやシミをチェックする

雨の日は、実際に水がどのように流れているかを観察するチャンスです。

天井や壁、窓周辺を確認し、シミやポタポタと水が落ちる音などがあれば、どこかから雨水が侵入している可能性があります。

写真を撮って記録しておくと、後から業者に説明する際にも役立ちます。

違和感を感じたらすぐにメモを残すことが重要です。

 

ベランダ排水口の詰まりを確認する

ベランダの排水口が落ち葉やゴミで詰まっていると、雨水があふれて室内に侵入する原因になります。

定期的に掃除をして、排水がスムーズに行われているか確認しましょう。

簡単な点検・掃除で防げるトラブルもあります。

特に台風や大雨の前後は必ずチェックを。

 

外壁や天井のひび割れを探す

外壁にひび割れがあると、そこから雨水が入ってくる可能性があります。

目に見えるクラックを見つけたら、その位置と大きさを記録しておきましょう。

高所でなければ自分で確認できますが、危険な場所は避けてください。

小さなクラックでも油断せず、業者に相談を。

 

高所や電気設備の調査は無理をしない

屋上や電気設備まわりなどは、無理に確認しようとすると非常に危険です。

高所作業や専門知識を要する箇所の調査は、必ずプロに任せましょう。

自分での調査はあくまで「初期対応」にとどめるべきです。

安全第一で行動することが、被害を防ぐ第一歩です。

 

専門業者に頼むマンションの雨漏り調査方法と費用の目安

本格的な調査が必要な場合は、専門の業者に依頼するのが確実です。以下に主な調査方法とその費用の目安を紹介します。

 

散水調査は3〜20万円が相場

散水調査は比較的リーズナブルに実施できます。

一般的な費用は3〜20万円程度で、調査範囲や規模によって変動します。

調査だけで済む場合もあれば、結果次第で補修工事が必要になることもあります。

費用だけでなく、調査精度にも注目しましょう。

 

赤外線サーモグラフィ調査は5〜30万円が目安

赤外線カメラを使った調査は、やや費用が高めです。

一般的には5万円〜30万円ほどが相場とされます。

しかし、壁の中の異常も検知できるため、再発を防ぐ上で非常に有効です。

コスト以上の価値がある調査方法です。

 

発煙調査は10万円前後で実施可能

発煙調査は設備や手間がかかるため、10万円前後の費用がかかります。

排気口や配管周辺の異常確認に強く、他の調査と組み合わせることもあります。

特定が難しい雨漏りの原因を明確にするのに役立ちます。

専門性が高く、施工経験が豊富な業者を選ぶのがポイントです。

 

調査から修繕まで一括対応できる業者もある

一部の業者では、調査から修理までワンストップで対応してくれるところもあります。

別々の業者に依頼するよりもスムーズに進むことが多く、費用の交渉もしやすくなります。

ただし、業者選びは慎重に行うべきです。実績や口コミなども確認しましょう。

複数の業者を比較検討することで、最適な選択ができます。

 

マンションの雨漏り調査方法を選ぶときのポイントと比較のコツ

さまざまな調査方法がある中で、どれを選べばよいのか悩む人も多いでしょう。選び方のポイントを解説します。

 

建物の構造や築年数に合わせた調査方法を選ぶ

調査方法はマンションの構造や築年数によって適したものが異なります。

たとえば、築年数が浅いマンションでは施工不良が疑われるケースが多く、古いマンションでは劣化が主な原因となります。

そのため、現状に応じた調査を選ぶことが大切です。

専門業者と相談しながら進めるのがよいでしょう。

 

費用だけでなく調査精度も比較する

「安いから」という理由だけで調査を選ぶのは危険です。

費用と調査内容を比較し、調査の精度や再発防止にどれだけつながるかを重視しましょう。

高額な調査でも、正確な原因究明に役立つのであれば価値があります。

長い目で見たときのコストパフォーマンスを意識しましょう。

 

実績や資格を持つ専門業者を選ぶ

調査業者を選ぶ際は、過去の実績や専門資格の有無を確認しましょう。

建築士や雨漏り診断士など、関連する資格を持っていると信頼度が高いです。

ホームページや口コミなども参考にして、信頼できる業者を選びましょう。

安さより「信頼性」で選ぶのが後悔しないポイントです。

 

複数の業者から相見積もりを取る

調査や修理を依頼する前に、必ず複数の業者から見積もりを取りましょう。

相見積もりを取ることで、相場感がつかめるだけでなく、費用や調査内容の比較がしやすくなります。

不明点は事前に質問しておくことで、後からのトラブルも防げます。

納得できる説明がある業者を選びましょう。

 

まとめ|マンションの雨漏りを防ぐための調査方法と対策のポイント

マンションの雨漏りは放置すると深刻な問題につながります。ここで、記事の内容を簡単に振り返りましょう。

 

定期的な点検で早期発見ができる

日常的な点検や簡単なチェックを行うことで、雨漏りの初期症状を早く見つけることができます。

定期的な目視チェックと共用部の確認を習慣にしましょう。

早期発見が被害を最小限に抑える鍵です。

管理組合と連携して、点検体制を整えることも大切です。

 

異変を感じたらすぐに調査を依頼するのが大切

「少しおかしいな」と思った時点で、すぐに調査を検討しましょう。

放置することで被害が拡大し、修繕費も膨らんでしまいます。

早めの対処が、建物の寿命や資産価値を守ることにつながります。

迷わず早めに専門家に相談することが肝心です。

 

建物に合った調査方法を選ぶことが再発防止につながる

マンションごとに構造や築年数、施工状況は異なります。

それぞれに合った調査方法を選ぶことで、原因を的確に特定し、再発を防ぐことができます。

調査方法の選定が、根本解決への第一歩です。

信頼できる専門業者と連携し、適切な対応を進めましょう。

 

外壁調査や雨漏り調査、外壁のメンテナンスはユニースにお任せください

今回この記事では、マンションにおける雨漏りの調査方法について解説いたしましたが、この記事を機に雨漏り調査をはじめとしたメンテナンスを検討している方もいらっしゃるかと思います。

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