雨漏り修理はどこに頼むべき?業者の種類と選び方を解説!
コラム 2025.2.25
雨漏りは放置すると建物の劣化が進み、大規模な修理が必要になる可能性があります。しかし、いざ修理を依頼しようと思っても「どこに頼めばいいのかわからない」と悩む人は多いでしょう。
本記事では、雨漏りの原因ごとに適した修理業者を解説し、信頼できる業者の選び方や注意点を紹介します。失敗しない業者選びのポイントを押さえ、適切な対応を取りましょう。
雨漏り修理はどこに頼むのが正解?まずは原因を確認しよう
雨漏りの修理を適切に依頼するためには、まず雨漏りの原因を特定することが重要です。雨漏りの発生箇所によって、依頼すべき業者が異なります。以下、主な雨漏りの原因を解説します。
屋根からの雨漏り
屋根からの雨漏りは、瓦やスレートのずれ、劣化した屋根材、屋根の防水シートの破損などが原因で発生します。特に、台風や強風の後に屋根が損傷し、雨漏りが発生するケースが多いです。
この場合は、屋根修理専門業者やリフォーム会社に依頼すると適切な対応をしてもらえます。
外壁からの雨漏り
外壁にひび割れやコーキング(目地のゴム状の部分)の劣化があると、そこから雨水が浸入することがあります。特に、サイディングやモルタル壁の建物では、経年劣化による雨漏りが発生しやすいです。
外壁からの雨漏りは、防水工事業者やリフォーム会社に相談すると良いでしょう。
ベランダ・バルコニーからの雨漏り
ベランダやバルコニーの防水処理が不十分だったり、排水溝が詰まったりすると、そこから雨水が建物内部に侵入することがあります。
この場合は、防水工事業者に依頼して、適切な防水処理を施してもらうのが効果的です。
窓やサッシ周りの雨漏り
窓やサッシの周りに隙間があると、強い雨の日に水が染み込んでくることがあります。特に、シーリング(防水材)の劣化が原因で発生することが多いです。
このような場合は、リフォーム会社や工務店に修理を依頼するのが適切です。
室内の結露による水漏れとの違い
雨漏りと似た現象として、結露による水滴の発生があります。特に冬場、窓や壁に水滴がついている場合は、雨漏りではなく結露の可能性があります。
結露対策としては、断熱材の施工や換気の改善が有効です。リフォーム会社や工務店に相談すると適切なアドバイスがもらえるでしょう。
雨漏り修理を頼める業者の種類とそれぞれの特徴
雨漏りの修理を依頼できる業者は複数あります。それぞれの特徴を理解し、状況に応じて適切な業者を選びましょう。
屋根修理専門業者|屋根のトラブルに強い
屋根修理専門業者は、屋根材の修理や交換、防水処理など屋根に特化した工事を行います。屋根の雨漏りが原因の場合は、この業者に依頼するのが最適です。
工務店|幅広い住宅修理に対応
工務店は、住宅全体の修理を行う業者で、雨漏りだけでなく建物の補修も行います。地域密着型の業者が多く、相談しやすいのが特徴です。
リフォーム会社|総合的な改修が可能
リフォーム会社は、家全体のリフォームを行う業者です。雨漏りだけでなく、室内の改修や断熱工事もまとめて依頼できます。
ハウスメーカー|施工した住宅の修理に対応
ハウスメーカーで建てた家なら、そのメーカーに依頼するとスムーズに対応してもらえます。保証が適用されることもあるため、まずは問い合わせてみるのが良いでしょう。
防水工事業者|ベランダや外壁の防水処理が得意
防水工事業者は、外壁や屋上、ベランダの防水加工を専門に行う業者です。特に、ベランダや外壁からの雨漏りが疑われる場合に依頼すると良いでしょう。
雨漏り修理をどこに頼むべきか判断するポイント
雨漏り修理を依頼する際は、以下のポイントを確認しながら最適な業者を選びましょう。
雨漏りの発生箇所と原因を把握する
まず、どこから雨漏りしているのか、可能な範囲で確認しましょう。これにより、適切な業者を選ぶ手助けになります。
業者の専門分野を確認する
業者ごとに得意な修理範囲が異なります。自宅の雨漏りの原因に合った業者を選ぶことが重要です。
見積もりの内訳を比較する
複数の業者から見積もりを取り、価格や工事内容を比較しましょう。不明な点は事前に確認しておくことが大切です。
実績や口コミをチェックする
業者の過去の施工実績や口コミを確認し、信頼できるかどうかを判断しましょう。
保証内容やアフターサービスを確認する
施工後の保証があるかどうかも重要なポイントです。特に雨漏りは再発しやすいため、アフターサービスが充実している業者を選びましょう。
雨漏り修理を頼む際の注意点とよくあるトラブル
雨漏り修理を依頼する際は、慎重に業者を選ばないと、トラブルに巻き込まれる可能性があります。悪質な業者を避け、適切な修理をしてもらうために、以下のポイントを押さえておきましょう。
悪徳業者に騙されないためのポイント
雨漏り修理業界には、悪質な業者も存在します。特に、訪問販売で「今すぐ修理しないと大変なことになる」と不安を煽る業者には注意が必要です。
信頼できる業者を選ぶためには、以下の点をチェックしましょう。
・事前に会社の所在地や連絡先を確認する
・契約を急かす業者には依頼しない
・口コミや評判を調べてから依頼する
相場より極端に安い見積もりに注意
相場よりも明らかに安い見積もりを出す業者は、施工の質が低かったり、後から追加料金を請求してくることがあります。
適正価格で修理をするためにも、複数の業者から見積もりを取り、相場を確認することが大切です。
追加費用の発生を防ぐ方法
見積もりの時点では安く見えても、工事が始まってから「追加工事が必要」などと高額な費用を請求されるケースがあります。
追加費用を防ぐためには、見積もりの内訳を細かく確認し、追加料金が発生する条件を事前に聞いておくことが重要です。
施工後のトラブルを避けるための対策
工事が終わった後に、修理が不完全で雨漏りが再発することもあります。特に、保証がない業者に依頼すると、再修理の際に新たな費用が発生する可能性があります。
そのため、施工後の保証内容やアフターサービスがしっかりしている業者を選ぶことが大切です。
火災保険や補助金が使えるか確認する
雨漏りの修理費用は、火災保険や自治体の補助金でカバーできることがあります。特に、台風や大雨による被害の場合、火災保険が適用されるケースが多いです。
修理を依頼する前に、保険会社や自治体に相談し、適用できる制度がないか確認するとよいでしょう。
雨漏り修理をどこに頼むか迷ったときの相談先
「どの業者に頼めばいいのかわからない」と迷ったときは、専門家や公的機関に相談するのも一つの方法です。以下の相談先を活用して、信頼できる業者を見つけましょう。
自治体の住宅相談窓口を利用する
多くの自治体では、住宅に関する相談窓口を設けています。悪質業者の被害に遭わないためのアドバイスや、地域の信頼できる業者の紹介を受けられることもあります。
まずは、住んでいる自治体のホームページを確認し、相談窓口に問い合わせてみましょう。
住宅メーカーのカスタマーサポートに問い合わせる
自宅を建てたハウスメーカーがある場合は、カスタマーサポートに問い合わせるのもおすすめです。施工したメーカーなら、家の構造を理解したうえで適切な修理を提案してくれるため、安心して依頼できます。
信頼できる業者紹介サービスを活用する
最近では、リフォームや修理業者を紹介してくれる専門のサービスもあります。これらのサービスは、事前に業者の審査を行っているため、信頼できる業者を選びやすいのが特徴です。
ただし、紹介された業者でも、見積もり内容や口コミをしっかり確認してから契約するようにしましょう。
知人や近隣住民の口コミを参考にする
実際に雨漏り修理を経験した人の口コミは、業者選びの参考になります。特に、近隣で同じようなトラブルを経験した人がいれば、どの業者が良かったのか直接聞くのが有効です。
複数の業者に無料相談する
雨漏り修理を依頼する前に、複数の業者に相談してみるのも良い方法です。無料相談を利用すれば、業者の対応や説明の分かりやすさを比較できるため、信頼できる業者を見極めやすくなります。
最終的に、見積もりの内容や対応の丁寧さを比較しながら、納得のいく業者を選びましょう。
【まとめ】雨漏り修理はどこに頼むかを慎重に選ぼう
雨漏り修理を依頼する際は、まず原因を特定し、適切な業者を選ぶことが重要です。信頼できる業者を選び、安心できる修理を依頼しましょう。
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