高層ビルの清掃はユニースにお任せください

   

コラム

外壁の汚れが気になってきてなんとかしたいけど、どのタイミングで洗浄を行えば良いのでしょうか?
また、どんな洗浄方法があって、費用はどれくらいかかるのだろう?そのような疑問もありますよね。

今回は、ユニースの事例をもとに、清掃の流れや使用する薬液などにも触れていきたいと思います。

 

作業の規模感

今回行った外壁清掃の規模感についてです。

建物の規模は8階建てのマンションでした。1日2、3人で作業を行い、期間は一週間くらいかかりました。

 

外壁清掃の手順


まずは、清掃中に周りが汚れないようにベントキャップなど養生します。

上から、このように清掃を繰り返していきます。

現場のケースによって、使用する洗剤の強さや薬剤の調整が必要です。
今回は、酸を使用せずに、高圧洗浄のみで対応しました。

使用する薬液

外壁洗浄において大切なのは、外壁を傷めないように意識して洗浄することです。水だけで落ちる汚れもありますが、頑固な汚れは無理にこすらずに、汚れに合わせた洗剤を使用する必要があります。まずは汚れの状態をよく確認してから対応することが重要です。

雨によって付着したチリや土ホコリの汚れ、ガスや換気周りの油の汚れ、コケやカビによる汚れ、その他、黄砂や工場の煙、鳥のフンなど、周りの環境が原因になっている汚れがあります。住まいを老化させないためにも、外壁洗浄は欠かせません。汚れの内容をよく確認して外壁洗浄することで、今までよりも効果が出ていることに気付くでしょう。

 

リストンパワー

外壁タイルや石材の重度の水垢・排ガス・サビ・エフロの強力洗浄剤です。 酸性フッ化アンモニウムを主成分とし、無機酸・有機酸・安定剤が配合されています。

ただし、強力すぎてタイルを腐食してしまうので、保護剤を最後に塗る必要があります。

 

ウォールガード

ウォールガードは、アルミニウム、ステンレスの表面に「塗って、磨いて、拭き取る」という、水を必要としない作業性の良さが特徴で、さらに拭き取った表面にはワックス保護膜が形成されるという画期的な洗浄兼保護剤です。現在まで多くのビルの美と健康維持に活躍し、その洗浄力と保護効果の高さは大きな信頼を得ています。

金属表面の汚れ、サビを落としてフッ素化合物とワックスの保護膜を形成してガードします。頑固な汚れやサビに対しては研磨剤入りのウォールガード#2000を、一般的な汚れや鏡面仕上げ表面にはウォールガード#5000を使用します。

 

外壁洗浄の種類

外壁洗浄の種類とはどのようなものがあるのでしょうか。

 

ブラシで行うケース

外壁洗浄の中でも比較的安価で、洗浄する方法がブラシを使ったクリーニングになります。ブラシで外壁についている汚れを掃除する方法で、簡単な汚はすぐに落とすことができます。けれども、頑固な汚れはブラシで落とすことができない可能性もあるでしょう。また、サイディングの種類によっては、ブラシでこすってしまうと傷がついてしまう恐れもあります。すべての外壁材に使うことができるわけではないので注意が必要しましょう。

 

高圧洗浄機で行うケース

高圧洗浄機を使う方法です。圧力をかけた水を汚れ箇所にあてることで、こびりついた汚れを取り除く方法の中では一番基本的な方法です。従来の高圧洗浄は専門業者に依頼するのが当たり前ですが、今では小型で高性能な家庭用高圧洗浄機が登場しているので個人でも対応することが可能です。しかし、使い方を間違えたり、外壁材の種類によっては傷がついてしまったりする恐れがあります。

 

薬品を使用するケース

高圧洗浄だけで外壁の汚れが落ちないケースによく使われるのが、薬品を使用することが多いです。外壁にこびりついている汚れを落とすのに効果的な薬品を使うことになるため、頑固な汚れでも取り除くことができます。ただし、薬品洗浄は薬品の選定に注意しなければなりません。

外壁材を傷つける薬品を使ってしまえば、洗浄だけでなく修繕を行うことになってしまいます。

 

外壁清掃の注意点

外壁清掃の注意点についてもここで触れておきます。

 

外壁調査をしっかり行う

外壁洗浄を行う前に、「外壁がどのような状態なのか」をしっかりと調査を行っておかなければいけません。外壁調査で外壁の状態を把握し、その状態に適した方法で洗浄方法を決めることになるでしょう。どんな汚れがついているのか、下地が傷んでいないか、修繕が必要かどうかなど、しっかりと確かめる方が確実です。

 

研磨剤は使わない

外壁洗浄を行う際、研磨剤を使うのはNGです。モルタルやサイディングでできている外壁は、研磨剤を使ってしまうと塗装が剝がれてしまう恐れがあるからです。また、硬めのブラシで強くこするのもいけません。必ずやわらかいブラシでやさしく洗い流すようにしましょう。目地は傷つきやすい傾向があるため、ブラシではなくぞうきんでやさしく拭き取ることが大切です。

業者の中には悪徳業者が存在しており、間違った方法で外壁洗浄をする可能性があります。依頼時はすべて業者に任せるのではなく、きちんと洗浄方法を確認することが大切です。

 

ゴンドラ、ブランコ、ロープアクセスでベストな方法を提案

弊社ではゴンドラを用いて行う作業にも、ブランコやロープアクセス技術を用いて行う作業にも、どちらにも対応しています。そのため工事のお見積もりを依頼された際に、どちらの工法でお安くできるのか、比較して提案させていただくこともできます。これは弊社が最も得意とするところで、他社にはない武器でもあります。

建物の構造によっても、ゴンドラがベター、ロープアクセスがベターという判断ができます。この違いも丁寧に説明して、見積もりを出させていただきます。高所での作業はどういう方法があるのか、どの工法にメリットがあるのか知りたいという方は、ユニースまでお気軽にご相談ください。

 

窓ガラス清掃もユニースへ!

ユニースはロープアクセスによる外壁の調査・補修・改修を幅広く行っていますが、外壁の清掃もまた事業内容の一つとして積極的に行っております。ロープアクセスを用いることで実際にスタッフが至近距離で外壁にアプローチできるため、汚れごとに清掃方法を変えたり、細かい汚れにも気付いたりと臨機応変な対応が可能となります。ゴンドラのような大掛かりな設備はいらずに、ロープ1本とスタッフの技術だけで作業ができるので、工期やコスト面でもお客様の希望に沿った提案ができるかと思います。定期契約が主流ですが、もちろんスポットでも対応いたします。

金額は建物の形状や作業面積によって異なりますが、一例としてご紹介すると、以下のようになります。

・7階建て ガラス面積1,800㎡ オフィスビル外面ロープ 内外面清掃 金額25万円 2日作業

・8階建て ガラス面積 1,000㎡ オフィスビル外面ロープ 内外面清掃 金額14万円 1日作業

・6階建て ガラス面積 150㎡オフィスビル 外面ロープ 内外面清掃金額5万円 1日作業

 

ビルの定期清掃をお考えの管理会社様、ビルオーナー様は、ぜひ一度ユニースへご相談ください!