外壁調査の必要性とは?外壁調査はどうやって依頼したらいいの?

   

コラム, 外壁タイル調査

東京都北区赤羽を中心に、ロープアクセスによる外壁調査・補修・改修工事を手がける株式会社ユニースです。

ユニースでは、ロープアクセスによる外壁調査を行っています。

外壁調査とは、ビルやマンションの外壁を特製の工具で叩くことによって、外壁タイルがその内側の外壁材とどのくらい密着しているかを確認する調査です。ハンマー打診棒と呼ばれる棒でタイル1枚1枚を叩いていき、音でタイルがはがれていないか確認する「打診調査」を行います。また、足場を組まずにロープアクセスを使って行うために、安く・早く、居住者に閉塞感を与えずに調査することを可能にします。

今回は、外壁調査を依頼するにあたってまず何をすれば良いのか、詳しくご紹介していきます。初めての外壁調査をお考えのビルオーナーの方は必見です!

 

そもそもなぜ外壁調査が必要なの?

 

平成20年に建築基準法第12条が改正されたことによって、基準が厳しくなり、一定の要件を超える建物に対して安全性を定期報告することが義務付けられたからです。

定期報告制度の中には、「外壁の落下により、歩行者に危害を加える恐れのある部分を打診しなければならない」という内容が含まれています。手の届く範囲をを打診した際に劣化が見られ、かつ工事後10年が経過した建物は外壁の全面的な打診調査が必要なのです。

報告を怠った場合は法令違反となり、100万円以下の罰金の対象となります。

何より、定期的な点検を怠って建物が落下事故等を起こした場合、建物の占有者は損害賠償が請求されます。

外壁が劣化しているかどうかは見た目だけではわかりません。そこで弊社が行っているような外壁タイル調査が重要なのです。

 

外壁調査のためにまずするべきことは?

建物の外壁調査をするにあたって、事前の情報が少なすぎると調査方法を細かく決定することができず、お見積もりをご提案することができません。そのために、「定期的な点検として調査をしたい」、「不具合や劣化が見られるためその箇所を特定したい」などという、外壁調査を依頼する理由を、まずお伝えください。

調査はマンションやビルの建築会社に頼んだ方がいいの?

最近は建物を建てた会社が倒産していたというケースがあります。それも含め、弊社のような専門の業者に頼まれるオーナー様は多くいらっしゃいます。

 

建てた会社に調査を頼むデメリットはあるの?

ほとんどないとは思いますが、建てた会社に調査を頼んだ場合、自社の建物に多数の不具合が見つかっても、会社によっては全部明らかにしない可能性があります。業者に点検を頼んだ方が客観的に見てもらえるため安心できる、ということもあるようです。

 

調査を安く済ませる方法はあるの?

全体の改修工事をするためには、先行の調査が必要になります。その際にロープアクセスで降りる回数を減らし、大体の状態のみを調査して工事に取り掛かることで、若干費用を安く抑えることができます。

 

調査中にマンションやビルの所有者が配慮すべきことはあるの?

打診調査は冒頭でお話しした通り、ハンマー打診棒で外壁を叩いて行うために、建物によっては内側でも作業の音が聞こえる場合があります。打診調査をする際は調査の日程や作業音が聞こえることを、事前にテナントやマンションの住民に共有しておくと良いでしょう。昔、外壁を叩いて調査していたら、中に入っているテナントさんから音に対する苦情が来たなんてこともありました。

 

いかがでしたでしょうか?

本日の記事では外壁調査に関する疑問をお答えしました。定期的な点検は、建物を安全に利用するために欠かせません。

弊社では、タイル調査の他にも様々な外壁調査を承っております。劣化による落下事故が度々ニュースで取り上げられる袖看板や、なかなか自身では劣化を確認することが難しいサイロ調査、ダムや体育館の劣化調査など、弊社が行う外壁調査はビルやマンションだけが対象ではありません。

弊社は高い知識や技術力を持った作業員が、ロープ アクセスで劣化が見られた部分を見つけ出して、報告書を作成します。ユニースでは外壁調査から報告書作成、それを元にした修繕までワンストップで行っています。

初めて外壁調査を依頼したいとお考えのビルオーナーの皆様は、ぜひ一度ユニースへ!

また、そのほかに外壁調査について不明な点やもっと知りたい点がありましたら、お気軽にご相談ください。