打診調査の価格・費用はいくらが相場なのか?最適な調査方法についてもご紹介

   

コラム, 外壁タイル調査

全国各地でロープアクセスを利用した打診調査や改修工事を行う株式会社ユニースです。
多くのマンションやアパートではいわゆる12条点検を行わなければならず、特定行政庁が指定する建築物の所有者・管理者は定期的な外壁調査と特定行政庁への報告が義務づけられています。

対象となる建築物やルールは地方自治体によって様々なですが、
・3階建て以上かつ100平方メートルを超える複合用途建築物
・3階建て以上かつ、100平方メートルを超える事務所
・5階建て以上かつ100平方メートルを超える集合住宅施設

などの建築物が対象となっており、3年ごとの報告が責務となります。
しかし、ビルのオーナー様から見れば、いつも行ってくれている業者は適正価格でやってくれているのか?疑問を持たれている方も多いかと思います、本日は外壁調査の手法を比較や費用についてご紹介します。

赤外線によるタイル外壁調査、メリットとデメリット


まずは外壁調査の種類からご紹介します。
大きく分けて2つの手法があり、最近広まってきている手法は、温度を可視化させる「赤外線調査」です。

外壁タイルで異常を起こしている箇所は、正常なタイル部分と比較すると表面温度に差が現れます。
たとえば、タイルに”浮き”が確認できる箇所は、太陽光で発生する熱を空洞に籠らせてしまうため表面温度が高くなる性質があり、それを利用して外壁の調査を行う手法です。
写真を撮影するだけなので、コスト面だけを見ると、非常に安い傾向にあるのが魅力です。

しかし、技術の進歩で調査精度も増しておりますが条件によっては観測を行えない難点もあります。

赤外線調査は観測者が建物下から調査を行うケースとドローンで撮影する2パターンがありますが、いずれも「土地が広く確保される」、「周りに建物がない」、「日光が当たる面でないとできない」など、いくつかの条件を満たす必要があります。建物が隣接していて日光が当たらないと正確な温度が測れないこともあり、部分的に打診調査を弊社にお願いされるケースも少なくありません。
また、赤外線調査は比較的新しい技術でもあるため調査員の手腕や経験に左右される側面も強く持ちますし、実際に目で見て、触りながら確かめる打診調査と比較すると調査の安定性に不安が残るのも弱点の一つと言えるでしょう。

依頼されるのであれば、赤外線で撮影した写真から状態を解析、特定行政庁に提出が認められる「調査書」の作成まで頼める会社を選ぶことが望ましいように思います。

外壁タイル打診調査はまだまだロープアクセスが一般的?


赤外線調査が一般的になってきましたが、現在でも外壁調査に主に用いられている手段は「打診調査」です。外壁タイルを「打診棒」で叩いた反響音から内部の状態を聴診する方法です。
1枚1枚のタイルを目視と音で調べるため、精度が高いのが赤外線調査との違いです。
打診調査のデメリットを上げるとするならば、それは「足場」を用いる場合、打診調査にかかる費用のほか「足場を組む費用」までかかってきてしまうことです。
総合的なコストが高くなってしまうほか、調査にも工程が増えるため、その分調査期間も長くなってしまうことも難点でしょう。
そこで、少しでも費用を抑えたい希望をお持ちのお客様のニーズをくみ取り「ロープアクセス」を用いた打診調査が主流となってきました。

建物の上から垂らしたロープをつたい、スタッフが調査箇所までアプローチする調査方法は、コストカットはもちろん”足場を組むスペースのない建物側面”の調査も手早く行うことができ、調査時間短縮が行われます。
ロープアクセスによる打診方法は、”スピーディー””安いの2つの魅力を兼ね備えており。”足場を組む場合と比較するとおよそ半分ほどのコストでの調査を済ますことができます。

外壁タイルお打診調査費用に掛かる費用を比較すると

ここで下記に各調査費用の違いを記載すると、
ドローンによる赤外線外壁調査:300〜500円/平米
足場を組んでの外壁打診調査:1,000円/平米(足場代のみ)+調査・調査書作成
ロープアクセスによる外壁打診調査:500円/平米(外壁調査費+ロープ費+調査書作成)
となります。

もちろん、各社によってももちろん異なるため、あくまで費用の目安となります。
コスト面が気になるのであれば、ロープアクセスか赤外線調査を選択し、補修を見込んだ調査であれば足場を組むのがベストでしょう。
全面的な修繕工事を行うことが確定している場合は調査面積によってコスパが変わってくるため、専門の業者にご相談するのがベストだと思います。

ご要望に合わせて費用面・工期において適切な外壁調査方法をご提案します!


外壁調査をご検討される場合、「ロープアクセスを用いた打診調査」が今の主流であることに間違いありません。
また、ここまで折々に触れてきた「調査書の作成」を依頼できることも、会社を選ぶ上で大きなポイントになるでしょう。

赤外線調査であっても打診調査であっても、定期的な報告を目的とした外壁調査であれば、外壁調査自体がゴールではありません。
調査結果のデータを書類にまとめ、特定行政庁に提出することまでが義務であるからです。
サンプルレポートに関しましてはコチラをご参照ください。

お客様へ最適な打診調査をご提案します

補修を前提とした外壁調査であれば、初めから足場を組むことを念頭においた方が話はスムーズに進むかもしれませんし、12条点検の場合はロープアクセスの方が安く早く終われるとこが重要な場面があります。

株式会社ユニースではお客様のニーズ、建物、調査の目的に費用までを鑑みた上で最善のご提案をすることができます。
外壁タイルの打診調査で困ったらお声をおかけください。まずは「何に困っているのか」をお聞かせいただけたらと思います。