外壁調査事例:神奈川県横浜市〜10年に一度のお約束「法令点検」

   

コラム, 外壁調査事例

東京都北区赤羽を拠点に、ロープアクセスによる外壁調査・外壁補修を行う株式会社ユニースです。今回は外壁のお約束、「法令点検」の事例をご紹介します。場所は神奈川県横浜市、築10年にも満たない7階建てのマンションです。

 

法令点検は建物の“人間ドッグ”みたいなもの

平成20年の建築基準法の改正により、10年ごとの定期的な外壁全面診断が義務付けられるようになりました。例えば新築のマンションの場合、10年経ったところで不具合や劣化などはほとんど起こっていないと思いますよね。確かに素人目にはそう見えるかもしれません。しかし、劣化は水面下ならぬ壁面下で気付かぬうちに進行している場合もあります。そして経年劣化は施工精度によって進行速度が違うので、築年数に関わらずいつなんどきも起こり得ると思ってきちんと定期的に検査することをおすすめします。

 

 

報告書には懸念事項がびっしり!思った以上に多くの箇所で軽度の不具合が見受けられた!

 築10年にも満たない比較的に新しいマンションでしたが、複数箇所に軽度な不具合が確認できました。今回は法令点検としての外壁調査でしたが、数年後に控えている大規模修繕を意識しての事前調査という意味合いも兼ねています。マンションは通常12年〜15年周期で大規模修繕を行いますが、これがマンションにとっては一大イベントです。住人から預かっている大事な大事な修繕積立金を1円でも無駄にしないためには必要な修繕箇所を見極めなくてはいけません。あまり多くの修繕箇所があるのでしたら全てを一度に行わずに、優先順位をつけて予備軍として次に残しておくという選択肢もあります。今回は「今すぐ直さなければ事故に繋がる!」というほどの致命的な劣化はありませんでしたが、隈なく全面を調査することによってマンションの現状を全て把握することができました。

前調査はロープアクセスで、大規模修繕は足場を組んで、という流れ

これまでに何度もお伝えしてきましたが、ロープアクセスは身一つで高所作業ができることから目的がはっきりした短期間で行う調査にはぴったりの工法です。マンションの大規模修繕には必ず事前調査がセットとしてついてくるので、工期が長くなる大規模修繕の時は足場を組むとしても、事前調査ではロープアクセス工法で対応することが最善の策かと思います。

ユニースの事業内容は、外壁調査や外壁修繕工事に始まり、設備修繕工事、窓ガラスや外装のクリーニング、雨漏り調査・修繕、外壁タイル調査など広範囲に渡ります。気になる部分が複数あるという場合でも安心してご依頼いただけます。

初めての法令点検で費用に不安があるビルオーナーの方や大規模修繕を控えて外壁調査を考えている管理会社の方など、外壁調査・補修工事のことでご不明な点がございましたら、ぜひ株式会社ユニースへお気軽にご相談ください。