外壁調査事例:神奈川県川崎市の分譲マンション〜築10年目にしてタイルの剥落!補修工事は急務です

   

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東京都北区赤羽を拠点に、ロープアクセスによる外壁調査・外壁補修を行う株式会社ユニースです。今回は築10年にも満たない神奈川県川崎市の某マンションの調査事例になります。10年と聞くと、「まだまだ目立った不具合はないのでは?」と思いますよね。ところが調査を開始すると、びっくりするような事実が次々と!

 

目視で不具合を確認!すぐに調査の依頼をすることに

調査現場は神奈川県川崎市宮前区のマンションです。地上7階建て、築9年(調査時、平成30年4月)と比較的新しい建物にも関わらず、なんとタイルの剥落が数カ所に見受けられたとのとこで、急遽調査の運びとなりました。10年にも満たない建物でタイルの剥落は通常ではあり得ないことです。経年劣化によるものではなく、施工不良の可能性を疑い、すぐにロープアクセスによる調査を開始しました。

 

原因は施工不良?外壁のクオリティーがマンションの劣化速度を左右する!

調査は全面打診調査です。4名体制で8日間の工程となりました。打診するまでもなく、目視でも多くの不具合を確認できました。タイル剥落の原因としては、タイルを施工する際の下地処理の甘さにあったようです。通常、タイルを施工する際は下地左官として調整用のモルタルを塗りつけ、その上にタイルを張ることが多いのですが、この建物はその工程が欠落していて、“直張り”となっていました。

実際に直張りでタイルを施工してしまっている建物も一定数存在します。その場合は、タイルの吸着をよくするために“目荒らし”といって、下地のコンクリートの表面にわざと凹凸をつけるそう。しかし、このマンションはそれすらも行われていませんでした。

 

安全性を高めるために、その“ひと手間”は必要です!

今回の一連の調査で確認できたタイルの浮きの数は、驚きの113,899枚。面積にして285㎡でした。ここまでの不具合があったら、全面補修となり、膨大な費用がかかることになります。施工時のひと手間を惜しんだあまりに、後々大変なことになってしまったのですね。ここまでの規模の補修となると、ほとんど大規模修繕レベルです。マンションは維持管理の費用を捻出することが永遠の課題なので、施工時には多少予算が上乗せされても安全性が高く、すぐに劣化しない確実な施工を選びたいものです。

 

迅速・丁寧!外壁調査はユニースへ

ユニースでは調査後の報告書の代理作成も承っております。

タイルの浮きやひび割れはもちろん、シーリングの劣化や不具合やクラックの有無まで、当初依頼を受けた時には把握していなかったプラスアルファの問題点まで報告を行います。また、報告書の内容はお客様のご希望に合わせてカスタム可能です。

 

外壁調査・補修工事のことでなにかご不明な点がございましたら、ぜひ株式会社ユニースへご相談ください。